限界オタクの戯言記

声優・武内駿輔さんの限界オタクが、限界文を投稿しているだけのブログです。

声優オタクによる声優オタクの手引き 前編

こんばんは、オタクです。最近、声優の表舞台への露出が増え始めてますよね〜、元々裏方と思いきや意外と露出が多い彼・彼女たち、何かがきっかけでオタクになった!オタクしようかな!って思う方も多いはず....

ということで、声優オタクを長いことしてる私が、界隈のマナーやら用語?やらをメモがてら書いていこうかな〜って思います!長いので、用語中心の前編と中編、現場中心の後編に分けるつもりです!!

私は男性声優の方が詳しいので、女性声優さんの界隈とは若干違うところがあるかもしれません、そこは許してください...

元々、2次元オタクからの延長線で声優オタクになるってパターンが殆どだと思うので(私がそう)2次元界隈を知っていれば、用語やマナーはほぼ同じなので、そういう人は正直この前編は読まなくても大丈夫です。2次元の界隈初めて!という方に向いているかと思います。

 

まず、声優オタってどういうとこでオタクしてんだって思う方へ、アイドルや俳優・歌手とあまり変わりません。出演作品を追ったり、グッズや雑誌を買ったり、出演イベントがあればそれに行く...そんな感じです。

情報はどこで追えばいいか... Twitterです。Twitterに2次元オタは集中しているので、Twitterはアカウントを作ってください。これ見てる人はTwitter垢持っている人が殆どだと思いますが...ちなみにアカウントのことは略称のアカ→垢っていう人が多いです。どこもみんなそうか

声優さんもTwitterをやっている人が大多数で、InstagramYouTubeをやっている方もいます。そもそもSNS自体をやっていない人もいるので、仲が良い声優さんをフォローしたり、所属事務所のアカウントをフォローしたりするのもアリです。個人的な見解ですが、30代〜40代より上の方はブログ(特にAmeba)20代はTikTokをやっている人がぼちぼちいるイメージです。TikTokは結構少数派な気がしますが、私の推しはInstagramと同時にやっています。Twitterは殆ど動いていません。今の人って感じですね(とは)

あとはラジオが結構盛んなので、冠番組を持っているなら、そこで結構エピソード等を聞けることがあります。推しも前にやっていたけど終わってしまったのが悲しいです。ラジオに関してはまた後で説明します。

 

それとこれだけは伝えておきたいんですけど、アニメ界隈共通の暗黙のルールがあります。無断転載がNGということです。

そりゃそうじゃん!って思った方、金銭が絡んでいる映像や画像はダメというのはどこの界隈も同じだと思います。しかし、ここの界隈は声優さんや公式がSNSに上げた画像や動画は、無償有償問わず、上げることはNGとされています...アイコンやヘッダーもダメです(アイコン等に使用していいよ!と言ったものは別)

暗黙のルールとは言いましたが、無断転載はおやめください〜と言っている公式が多いので、まあマナーとして覚えておいてください( ; ; )

加工すればいいやろ!!!って思っていても、普通にアウトなので(配布なんて以てのほか)とにかくSNSには上げない方がいいです...やるとしたら鍵付きのアカウントか個人で楽しんでくれると!

でもたまーにこのボーダーラインが分かっていない人もいるんですが、画像を保存するだけとか、公式で販売されているグッズや写真OKの展示品の写真を撮るとかはいいんじゃないかな〜って思います!推し活したいしね!!!

あ、でも自作の写真付きのグッズはおすすめしないかな〜ってとこなので、それを作ったら自分で楽しむ程度にしてください...SNSほんと注意です...

 

なんか初っ端から小言いって申し訳ないです、お次は用語に関して!この界隈はまたいろんなものがあるので、これなんだったけな〜って時に見てくれると嬉しいです。

まず、彼らが出演しているアニメについて。アニメとは言っても、いくつか種類があります。地上波で放送するようなアニメと、YouTube等だけで公開されているようなwebアニメ、漫画やBlu-rayを買うと収録されているOVAオリジナルビデオアニメーションの略)があります。

アニメってドラえもんサザエさんくらいしか知らん...何時ごろ放送されてんの....って思ってる人はあまりいないかも知れませんが、基本は深夜に放送されています。22時〜1時くらいが集中しているイメージです。ここでは深夜1時のことを25時と言うことが多いので、25時??ってなったら深夜12時を24時として計算してください。毎週月曜25時から放送=毎週火曜深夜1時からという意味合いです。この時間の書き方は、ラジオや配信の番組に関しても同じ感じです。

アニメ1話において、放送時間は25分〜30分が基本です。たまに、初回と最終話は1時間使って2話分放送ということもあります。あとこれはドラマと同じですが、1クールは3ヶ月間にわたっての放送です。春アニメが4月〜6月、夏アニメは7月〜9月、秋アニメは10月〜12月、冬アニメは1月〜3月になっています。1クールでの放送が最近は多いですが、スポーツもののアニメや人気の作品になると2クール使って放送されます。夕方に放送のアニメで多いですが、4クールつまり1年間放送するものもあります。

なんとなく、初回放送の半年以上前に出演情報が公開される!ってことが多いです。今は夏アニメが始まる時期だから、メインの役柄の情報が公開がされるとすれば、来年の冬アニメや春アニメの情報になるかと思います。まあイベント等であっさり公開されることもあるので、必ずしもこの時期ってことはないです。アニメイトタイムズっていうアニメイトが運営する情報サイトが、声優別にまとめているので、それを見るのもアリ!!

当たり前体操ですが、声優さんが公式の情報公開前に情報漏れするってことは絶対無いので、色々予想してオタクは待ってます。あ、でもとある作品を収録したっていう感じで匂わせをする人はするので、そんなときは考察好きな私の脳が動きます。

アニメが放送されているテレビ局は、TOKYO MXテレビ東京などの関東圏ローカルが多いですが、BS11CS放送AT-Xもあります。関西圏や他の地域のローカル局は、私は住んだことがないのであまり分からないのですが、今は便利なことにABEMAやアマプラ、ネトフリがあるのでそれで観ると良いと思います。月額は高いですが、U-NEXTが一番アニメの種類があって、dアニメストアがその次にあります。アマプラとdアニメ同時に入ったら、結構観れるんじゃないかなって思います。でもやはりU-NEXTしか勝たん

ABEMAは結構2次オタ・声優オタに優しく、いろんな番組を配信したり、アニメを同時放送したりしてくれるのでそれもおすすめです。

演じる役柄の説明も加えておくと、主役やストーリーに深く関わるメインキャラクター、メインキャラクターとは深く接点のない友人や家族などにあたるサブキャラクター、名前のない通行人や少し話しかけてくるだけの人に当たるモブ、そもそもあまり作画がないガヤガヤしているだけの役にあたるガヤというものがあります。ガヤに関しては、メインやサブのキャラクターを務めている方が兼ねて演じることが殆どですが、モブキャラに関しては新人声優さんや若手声優さんが声を当てることがあります。有名な作品だと例えモブでも、推しが出てるとなんか嬉しいです...

あと、さっき書いたOVAってなんぞやっていう人に向けて。これは地上波で放送されていない、未公開のアニメになります。地上波のアニメでは語られなかった番外編のストーリーや、地上波では放送できないシーンがあるもの(グロテスクな描写や性的要素がある等)そんなものが収録されています。OVAとしてBlu-rayやDVD等で売ったりすることもあれば、原作の漫画に特典として付いてきたりということが多いです。

もちろん、放送されたアニメもBlu-rayやDVD化することがあり、それらを円盤と呼んでいます。オタク界隈共通なのかな、この言い方...CDはCDって言うんですけど、まあ映像が収録されているのが円盤って覚えておくと良いです。

1巻につき2話〜4話を収録して全6巻くらいを1巻6,000円台で販売されていることが殆どですが、最近は12話一気に収録して、BOXという形で販売とすることも多いです。それだと価格は20,000〜30,000円近くします。最近はネットでアニメが見れる時代になってきたので、円盤も売れ行きが悪いんじゃないかなって思います。そこで声優、彼らの出番です(?)なんとその円盤限定で収録されている映像や楽曲収録のCD、イベントの先行申込券、オーディオコメンタリー...諸々詰め合わせて売ってきます。だから値段が高くなるんじゃ...

というのは置いておいて、少しでも製作陣に還元させてあげましょう...

 

まだあります、次にゲーム。本当にゲームは声優が大活躍しています。アプリゲーム戦国時代の現在、最近の声優はここでデビューすることも多いです。特に育成ゲームの存在が大きく、アイドルを始め、バンドや役者、学生、擬人化...ジャンルは様々です。

ゲームの種類として、スマホ向けのアプリゲーム・SwitchやPlayStation等でやるコンシューマーゲーム・パソコンでやるPCゲーム・ゲーセンにあるようなアーケードゲームがあります。主にアプリゲームとコンシューマーゲームが多いです。

スマホゲームのジャンルで多いのが、先程書いた育成ゲームで、恋愛要素があるものもあれば、無いものもあります。流れる音楽に合わせて流れてくるボタンをタップする、リズムゲーム音ゲー)か、アイテムやカードを駆使して進めるかが最近の主流です。スマホを横向きでやるものが多いですが、ウマ娘やIDOLY PRIDEのように縦向きでやるゲームも増えています。このアプリゲームは基本のプレイは無料で、一部課金制というのが多いので気軽に始められることが魅力です。しかし、メインのストーリーはフルボイス(台詞を全て喋る状態)なのに、キャラクターごとの個別のストーリーになると、一部しか喋らない(「ああ」「そうだな」等の相槌のみ)ということが殆どです。なんならメインのストーリーでもこの相槌のみボイスがあるということもあります。

これに関しては、ゲームは声優のギャラが台詞の文字数で決まるらしいので、製作費が高くつくから...ということかと思います。(無料だと限界がある)しかし女性キャラメインの作品になると、全てフルボイスってことも多いです。これは女性声優さんの人数が多いからというのもあるかもしれません。分からんけど

コンシューマーゲームはというと、これは買い切りなので基本ストーリー等、全てフルボイスです。コンシューマーゲームは、RPG等のバトル・戦闘ものが一番多いですが、乙女ゲームなどの恋愛要素があるゲームも多いです。

この乙女ゲームとは、登場キャラクターが男性メインで主人公が女性、かつ恋愛要素があるものを言います。この対義語として、女性メインで主人公が男性の場合はギャルゲー(美少女ゲームと言われています。このジャンルでは、プレイヤーが主人公気分になるということから、主人公に声がついていることはあまりありません。たまにある作品もありますが、ONOFF機能がついていると思います。私はキャラクターに関して恋愛感情はあまり持ちませんが、どっちも好きです。

少女漫画感覚でストーリーが読めるものもあれば、なかなか重めのストーリーもあって、そっちはより声優の演技が光る気がします。

先程書いた乙女ゲームは、手持ちでプレイ出来たPSVitaが無くなってしまった現在、Switchで販売されていることが多いです。一人暮らしでない限り、テレビの大画面でやるのも集中出来ないですしね...

 

長くなるので、この項目が終わったら一旦区切ります。次はCDについてです。

この界隈は、サブスクが定着してきている現在でもCD文化が未だかなり根付いていて、これも種類が沢山あります。もちろんサブスクもありますが、無い作品もボチボチあるのでご注意を...(ex.アイドルマスター

まずは楽曲が収録されているCDです。ここで付いてくるのはキャラクターソング、略してキャラソンです。最初はアニメのキャラクターが歌ったら〜という意味合いで、少年漫画で連載されていた作品を中心にCDを発売することが多かったのですが、最近は2次元アイドルブームに則ってユニットの楽曲としてCDを出すことが多いです。

キャラソンといったら、キャラクターの性格を歌詞に表しているので、いかにもアニソン!という感じがしていましたが、アイドルブームが来たことで、年々プロの歌手が作詞作曲したり、ジャニーズに楽曲提供している方が関わったり...クオリティが確実に上がっています。

ここからキャラが歌っている姿をその場で感じたい!ってことで派生したものが声優ライブに繋がるのですが、これはまた次回に書きます。

また、楽曲の他にもドラマパートが収録されているCDもあります。大体価格は3,000円台くらい。ドラマCDとも言い、楽曲とドラマパートが同時に収録されているというものもあります。CDだけで展開されている作品は特にそうです。ドラマパートとは、いわゆるアニメの絵がない音声だけバージョンと捉えていただけると良いです。これは2次元ならではのCDだと思います。声優さんはこういうとこがプロなので、音声だけでもキャラがどんな風に行動しているのか、どんなシーンなのかが想像できる、というところが魅力でもあります。

最近は、先程書いたようにCDだけの展開というのも多く、そこからCDの発売や声優がやるイベントを重ねて、アニメ化ということもあります。ゲーム原作というのもあり、漫画や小説が全てのアニメの原作ではないです。

収録方法として、普通のマイクで収録というものが殆どですが、恋愛要素があるものを中心にダミーヘッドマイク(略してダミヘ)で収録するものもあります。これはなんぞやというと、イヤホンで聴くと実際に近くに居るかのような雰囲気が楽しめる仕様になっているやつです。

とりあえず参考までに、滅多に出ない推しの貴重なダミヘ収録CDの試聴動画を貼っておきます。これは戦国武将がイケメンだったら〜ってテーマの乙女ゲームを元にしたCDです。事前に言っておきます(個人的にはまだマシな方ですが、声が低いので静かな環境で聴くと良いです)

☆ヘッドフォン推奨☆【試聴動画】明智光秀編(CV.武内駿輔) イケメン戦国◆時をかける恋 シチュエーションCD - YouTube

このように、主人公(聞き手)が恋愛シチュエーションを楽しめるようなCDを、シチュエーションCDと言います。略してシチュCDとも言って、乙女ゲームのCD版と認識すれば良いです。ダミヘ収録じゃなくとも、結構囁いたりするのでイヤホンで聴くことをおすすめします。

効果音のことをSE(サウンドエフェクトの略)というのですが、これの一種でリップ音というのがあります。いわゆるキスの音なのですが、それが入っていることが多いです。耳元でやられるとびっくりです。この技術がすごいですよね...声優さんが手の甲に当ててやるのが一般的らしいのですが、慣れてくると使わずに出す人もいます。とにかく恋愛要素がある作品はこれは付き物です。

こういうCD等で18禁要素が入ってしまうと、声優さんは裏名を使って出演することが多くなります。ちなみに裏名は、表の名前がバレないように活動するためのものなので、全体公開のSNSでこの人だよね!と投稿するのは絶対にNGです。(ひっそりこの人はこの人って一覧で公開しているところはあるので、気になったら調べてください)

また、これは好き嫌いが分かれてしまうんですけど、BLCDというジャンルもあります。その名の通り、男性同士の恋愛を描いたドラマCDです。ゲームもありますが、CDの方が多いイメージ。濡れ場のシーンが収録されていることが多いのですが、それにも関わらず、何故か声優さんは裏名は使わずに出演しています。あと18禁の制限はかかっていません。いずれかかるのか...でも結構流行っているのが現状なので、なんとも言えません。ゲームになると裏名での出演、18禁になることがありますが、それは何故なのだろうか...

割といろんな演技が求められるので、若手男性声優の登竜門だと言われることもあります。私の推しは一切出ていませんが...(NGを出している人もいるので、推しのように全員出ているわけではありません)ちなみに、こういったCDの試聴動画等で、出演している声優さんが務めているキャラクター名を出すのは辞めましょう...BLはBLで棲み分けが大事です。

逆に女性同士の恋愛を描いたCDとかはないのか!というと、あるにはありますがBLCDほど市場が拡大していないので、あまり見ることはありません。どちらかと言うとイラストや漫画の方が人気が高いイメージです...

あ、あと補足ですが、こういうBLが好きな女性オタクのことを腐女子って言います。男性だと腐男子です。それと、キャラクターに恋愛感情を抱く女性オタクを夢女子(またの名をリアコ、どっちかというとリアコは芸能人に対して〜の方が多いかもです)、GLが好きな女性オタクは姫女子って言います。女性のアニメオタク=腐女子って勘違いしてる層がたまにいるのですが、それは地雷を踏みかねないので注意してくださいね...

 

本当に長々と書いてしまいましたが、とりあえず前編はこんな感じにしておきます!!!多分ちょくちょく修正するかもしれないので、何か間違いがあれば言ってください...

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!また次回!!!